パイティティ 新天地を求めて

今のがんじがらめの日常から飛び出し
一緒に新しい生活をしませんか。

抜け出したい!飛び出したい!変わりたい!

変わらない生活に疲れた方
社会にうまく適応できない方
引きこもりの子どもになんとか変わってほしい親御さん
今の生活はなんだか違うと思っている方
恋人に振られ自暴自棄になっている方
自殺を考えるほど思い悩んでいる方
単純に南国に住んでみたい!という方

新しい仲間たちと南国で共同生活をはじめてみませんか。

最初に初期費用をいただければ、どのくらいの期間滞在するかはあなたの自由です。好きなだけ滞在していただいて構いません。 食住の心配はご無用です。
滞在のためのビザなど諸手続きについては別途実費となりますのでご相談ください。

生活の基本部分はほぼ自給自足です。ノウハウ等も整っているので農業初心者の方でも安心ください。

きっかけと想い

私について簡単に自己紹介させて頂きます。
勤めていた商社を退職したあと20年近く東南アジアの国々で起業のお手伝いをしてきました。
旅をすることが好きだったこともあり、いろいろな国に滞在しました。
ずっと独身で自由にやってきた私ですが家族がほしいという欲求はずっとありました。 というのも、私の両親は若い頃に死別しており親類とも縁遠い人生を送ってきていたためです。
しかし9年ほど前に出会った現在の妻(ラオス人です)と出会い熱烈な求愛の末、結婚。
そして妻の国であるラオスに腰を据えて暮らすようになりました。 幸運なことに妻の親族が土地を所有する比較的裕福な層だったため、経済的にはさほど苦労はありませんでした。

私がこの「パイティティ」を始めようと思ったきっかけはある一人の青年(ここではA君とします)でした。 A君は日本人の知人の甥でいわゆる「ひきこもり」でした。 詳しい事情はここでは伏せますが、一言でいえば「しばらく預かって面倒をみてくれないか」ということでした。
私自身も妻の親族を少し預かるような軽い気持ちで 「それじゃあラオスまで来させなさいな」と返事をしてしまったのです。
しかし後から引きこもっている状況などを聞くにつれ、家族が増える楽しみはあれども ひょっとしたら大変な役目を背負ってしまったのかもしれない、と思ったことを覚えています。

知人と両親につれられてやってきたA君を空港で出迎えたそのときの様子は 少し不貞腐れた態度で、不満と恥ずかしさと不安と諦めが入り混じったそんななんとも言い難い表情でした。
彼自身にとってみれば衣食住の心配がないひきこもり生活からラオスという普通の日本人には想像もつかない国の地方都市に預けられるわけです。

私の心づもりでは、A君には私と共に妻の親族の農業を手伝ってもらおうと考えていました。
ですが、別に農業を手伝わなくともよいのです。
共同生活をするグループの一員としてなんらかの役割を果たすこと、 それが大切なのだと考えていましたし、いまでもそう信じています。
例えば家事が得意であればそれで貢献すればよい。
赤ん坊がいるのであれば子守りで貢献すればよい。
特にひきこもりという状況にあった彼にとっては変わる機会と、 達成感やなにかしら貢献しているという感覚が必要ではないかと感じました。
個々人ができることをして貢献する。 これは私の考えというより、東南アジアでは一般的な考え方なのです。

少しづつ何かに寄与してもらうことから始めた結果、 紆余曲折ありましたが、A君の表情も来た頃とは打って変わって明るくなり、 いまでは積極的に行動するようになりました。
この広く募集するというのも、A君の前向きな考えからうまれたものです。
A君の「同じような境遇の人を受け入れられないでしょうか」という一言から 彼と同じように引きこもっている人、思い悩んでいる人を受け入れようと決めました。

「ひきこもりの人だけ受け入れたらいいんじゃないか?」そう思われた方もいるかもしれません。
受け入れる人の間口を広くしているのは理由があります。
近くの町を訪れていたバックパッカーの青年が「自分もそこに住みたい」そう言っていたのですが、 その後実際にやってきて三ヶ月ほど一緒に生活して帰っていきました。
その間、同世代ということもあったとは思いますがお互いに良い影響を与えあっていたように見えました。 そういった色々な考え方を持った人と関わり合うことも大切かと感じています。 また、ちょっとした共同体ができるかもしれないという期待もあります。

費用について

初期費用として50万円を頂戴致します。
内訳は個室建築・水道・電気敷設などの諸費用、 および怪我などトラブル時のためにデポジットとして10万円相当の現地通貨(米ドル・ラオスKip)です。
農業に豊富な経験がある、関連機械の修理が得意など技術・経験をお持ちの方は 個別に相談の上、値引きさせていただきます

2017/12/13追記
篤志家の援助により現在2名まで初期費用30万円で受け入れ可能です。
先に決定された方からの先着順となりますのでご了承下さい。
「短足おじさん」様ありがとうございます。

以下の方は申し訳ありませんがお受け入れいたしかねますのでご理解ください。
・18歳未満の方
・未成年で親権者の承諾が無い方
・65歳以上の方
・頻繁な通院が必要な持病を抱えている方
・常時介護が必要な方
また、申込み多数の際はお待ちいただいたり、受け入れられないことがあります。

日本にくらべると貧弱ですが、インターネット接続環境もあります。

受け入れ環境の準備(部屋など)に時間がかかりますので、 希望日程1-2ヶ月前には初期費用をお願いします。 時期によっては職人さんの手がなかなか空いていません。

そもそもパイティティってどういう意味?

パイティティとは中南米インカで使われていた言葉でユートピア・理想郷という意味です。
私達が提供するこの地が皆様にとってのパイティティであることを願い名付けました。

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